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KEI LOG vol.017:「わたしたちの社会的使命(ミッション)とは」

イソップ寓話「3人のレンガ職人」

世界中をまわっている旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。旅人はその男のそばに立ち止まって、

「ここでいったい何をしているのですか?」

と尋ねた。

「何って、見ればわかるだろう。レンガ積みに決まっているだろ。朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。あんた達にはわからないだろうけど、暑い日も寒い日も、風の強い日も、日がな一日レンガ積みさ。腰は痛くなるし、手はこのとおり」

男は自らのひび割れた汚れた両手を差し出して見せた。

「なんで、こんなことばかりしなければならないのか、まったくついてないね。もっと気楽にやっている奴らがいっぱいいるというのに・・・」

旅人は、その男に慰めの言葉を残して、歩き続けた。

もう少し歩くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会った。先ほどの男のように、辛そうには見えなかった。旅人は尋ねた。

「ここでいったい何をしているのですか?」

「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事でね。」

「大変ですね」

旅人はいたわりの言葉をかけた。

「なんてことはないよ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。ここでは、家族を養っていく仕事を見つけるのが大変なんだ。俺なんて、ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べいくことに困らない。大変だなんていっていたら、バチがあたるよ」

旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けた。

また、もう少し歩くと、別の男が活き活きと楽しそうにレンガを積んでいるのに出くわした。

「ここでいったい何をしているのですか?」

旅人は興味深く尋ねた。

「ああ、俺達のことかい?俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!」

「大変ですね」

旅人はいたわりの言葉をかけた。

「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」

旅人は、その男にお礼の言葉を残して、また元気いっぱいに歩き続けた。

1番目のレンガ職人:「レンガ積みに決まっているだろ」→特に目的なし

2番目のレンガ職人:「この仕事のおかげで俺は家族を養っていける」→生活費を稼ぐのが目的

3番目のレンガ職人:「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている」→後世に残る事業に加わり、世の中に貢献することが目的

われわれの使命は何か

ドラッガーの5つの質問の1つ目の質問【われわれの使命は何か】です。

・何をもって社会の役に立つ会社なのか

・自分たちのメリットや都合は使命ではない

・使命が何をすべきかを教えてくれる

・使命は働く人に意欲をもたらす

・使命を明確にするということ

社会的使命について正直そこまで真剣に考えたことなんて、おそらくほとんどの人がないですよね。経営者としてはダメだと思いますが、私もありませんでした^^;

「自分たちのメリットや都合は使命ではない」

すごい耳が痛い。

すぐにキャッシュポイントはどこ?って常に考えてしまう自分がいます。

リブウェルグループで考えるとどうなるか

創業期〜50年くらい

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創業者山崎保夫が戦争から帰還して、創業し今年で73年目を迎えました。

当時の日本(大阪)は大空襲で焼け野原になってしまっていました。(上部画像参照)当然ですがライフライン(上下水道、ガス、電気など)もほぼ整備されていなかったでしょう。

ここから日本は高度成長期に入り、目覚ましい経済成長を遂げていき世界一の経済大国になります。その一端でライフラインの整備も急速に進んでいきました。今では経済は世界一ではなくなりましたが、ライフラインは世界一だと自信を持って言えますよね。海外に行くと、特に水に関しては不便を感じることが多いです。その【世界一のライフラインの整備の材料供給で一役を担ってきた】のが我が社になります。

その当時は社会的使命を意識していたかどうかはわかりませんが、まさにこれが社会的使命だったと思います。

そのライフラインの維持管理や改修において材料供給で一役を担っているので、現在もその社会的使命は継続されています。

【世界一のライフラインの維持管理や改修において材料供給で一役を担う】

第二創業期(BtoC領域へ)

メンテナンス事業をきっかけに、リフォーム、不動産などのBtoC事業へ進出していった時に社会的使命が広がっていきました。

リフォームというのはまさにライフステージを変える時に行うものです。

・子供が大きくなってきたから部屋が必要になった

・孫ができたからお風呂をきれいで温かくしたい

・子供が独立して夫婦二人になったから暮らし方が変わったなど

不動産(家)の購入はほとんどの人が一生で一回の一番大きなお買い物。とても大きなライフステージの変化になります。

そういったライフステージを変えるタイミングの時はとても不安で心配になるものです。そんな時に一番身近でもっと信頼できるパートナーになっている状態が「コーポレートゴール」であり社会的使命になると考えています。

【ライフステージを変えるときのパートナーになる】

これから

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ではこれからの話です。

われわれリブウェルグループの社会的使命はなんでしょう?

経営戦略3つにヒントがありました。

1【地域密着】
2【相乗効果】
3【経験値】

「経験値(ナレッジ)を活かして関連多角化し地域の社会問題を解決する」

これまでの73年という長い社歴で培ってきた経験値(ナレッジ)=「これはまさにこれまで書いてきたように創業から第二創業を経て、現在のグループ経営にたどりついた」を最大限に活かして、地域での社会問題(コロナ・介護・相続(空き家)・事業継承・障がい者雇用など)を解決していく。

問題解決とビジネスを接続して、スモールビジネスを数多く創り出していくこと。

これこそが、まさにこれからの社会的使命になっていくと感じています。

【地方豪族として、長い社歴で培ってきた経験値を最大限に活かして、地域での社会問題を解決していく】

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