2024年7月の開所を目指して現在動いている新規事業「障がい者就労継続支援B型」について共有しておきたいと思います。
経営戦略の2つ目「相乗効果」と3つ目「経験値を活かす」を掛け合わすことによってそれが「社会問題の解決=社会貢献」につながっていくビジネスモデルです。
日本の現状
国民の約9.3%が障がい者で特に、精神障がい者の増加が顕著という現状があります。
就労継続支援B型でスタートします。
障がい者の自立
障がい者の方の親は、普通でもそうだと思いますが先に亡くなってしまうケースがほとんどです。その後、障がい者の方が安心して自立して生活していけるかというとまだまだ厳しい現実が今の日本にはあるということを知りました。
自立というと一般の方でも「仕事」と「住むところ」が必要です。
障がい者就労継続支援B型事業をすることで、そもそもの工賃アップできる付加価値の高い仕事を作っていき、その先にはグループホーム事業も自社で運営していければと思っています。(その際の物件探しやリフォームには自社のこれまでのノウハウが活きてきます)
・平均15000円→30000円まで持っていければグループホームでの自立
・平均15000円→60000円まで持って行ければ一人暮らしでの自立
・一般企業に就職できれば、最低賃金以上をもらえるのでさらに自立につながっていきます。
天王寺デジタルキャリア開設
グループ内には様々な業種や職種の仕事がたくさんあります。
そして部門によってばらつきはありますが、一定以上の残業が発生しています。この残業の中身のひとつにパソコンを使った単純な作業というものが必ず含まれていると思います。
これらを天王寺デジタルキャリアに各部門から仕事として出すことで、①残業削減や効率化を推進できると考えています。(もちろんDXと同時進行で進めていきます)
もうひとつは現在、日本の法律ではある一定以上の社員数がいる場合は障がい者を採用しなければならない②法定雇用率というものがあります。将来的にはこちらを満たしていくことも可能になってきます。
さらにリブウェルグループの正社員においては「作業する」から「考える」等の付加価値の高い仕事へ内容を変化させていくことで③生産性が向上し、その結果報酬も向上していくということになります。
逆にいえば単純作業では報酬は全く上がらない時代に入っています。
厳しいかもしれませんが立場や役割(役職)に見合った付加価値の高い仕事をしてかなければならないということです。
例えば時給に換算して1500円の人と3000円の人が誰にでもできる全く同じ仕事をしていたらどちらの方が生産性は高いと思いますか?
この意識を変えていくきっかけにもなればと思っています。
道徳と経済=理念と利益の両立
この事業を始める時に【道徳と経済=理念と利益の両立】この言葉を強く意識しています。
いくら社会貢献性が高い事業とはいえボランティアでは永く継続することはできませんし、誰にも貢献することができないと思っています。
だからしっかり収益を上げて、利用者さんの工賃を上げ、業界水準の低いそこで働いている人の給料を上げて、納税もしっかりして社会にも貢献し、関わりあるすべての人や地域が喜べる状態をつくるために収益性にも徹底的にこだわっていきます。
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