内容を一部抜粋(詳しくはJERC HPにて)
近畿支部会員インタビューNo.11 リブウェル株式会社 金井敬社長
真夏の昼下がり。われわれインタビュー部隊は、大阪府松原市にあるリブウェルグループ本社前に降り立った。敷地には高さ10メートルを超えるであろう独立看板がそびえ立っている。三角柱型というのも珍しいが、3面がデザイン違いというのも更に珍しい。3面のうち2面は道路を走る車から見えるのだが、残る1面はどう頑張っても道路からは見えない。しかもその1面だけが日本語表記なのだ。少し気になりながら受付係の方に来訪を告げると、連絡を受けた金井社長が明るい笑顔とともに現れたのだった。金井社長と、インタビュー部隊の一人である石橋さん(㈱植木工務店部長、女性)は旧知の仲とのことで、久方ぶりの再会に歓声をあげるお二人。ひとしきり昔ばなしに花を咲かせたのち、綺麗なショールームの一角に陣取ってインタビュー開始となったのだった。
それでは早速、インタビューを始めさせていただきます。 最初にリブウェルさんの事業内容について教えてください。
「㈱リブウェルヤマザキ」という会社がありまして、そこが配管資材や住宅設備機器の卸売業をメインでやっていて、私がこの会社に帰ってきた時に「リフォーム事業を立ち上げよう」という話になりまして、それで興したのがこの「リブウェル㈱」なんです。
ヤマザキという名称は?
㈱リブウェルヤマザキは母方の祖父が創業者なんですが、苗字が「山崎」だったんで。今もこの隣に㈱リブウェルヤマザキがあって配管資材なんかの在庫をたくさん置いてあるんですが、 そこにプラスする形でリフォーム事業を立ち上げて、そのあと不動産仲介と買取再販事業も始めてきました。名刺の裏に今やっている事業がずらっと書いてありまして…そうそう、 KVKという水栓メーカーのメンテナンスの請負もやっています。
卸売、リフォーム、不動産、メンテナンス、ソリューション、事業継承支援‥。スゴい!多角経営ですね。
その中のソリューションは新規事業になるのですが、めちゃくちゃタイムリーなんですが、つい先日、7月1日に障害者の就労継続支援B型という事業「大阪デジタルキャリア 天王寺駅前オフィス」が天王寺でスタートしました。全ての事業が互いに関連していて、障害福祉サービスも入力とかスキャニングとか、デジタル作業に特化した施設にしていて、グループ内の仕事がいっぱいあるので、その入力作業などを全部その事業所に任せるっていうことを進めていこうとしています。
特に外から仕事がなくても、グループ内で仕事があるということですか。
そうなんですよ。社内の残業問題の解決にも繋がるし、障害者への貢献にもなっています。
私もリフォーム店のような地域に根差した仕事をしていると、最後はやっぱり障害者とか、引きこもり支援とか、そっちのほうに結びついていくなっていう話をちょうど昨日していたところです。
元々普通に働いていたんだけど、 職場の人間関係で行けなくなってしまったという人が結構多いみたいです。
単一事業ではない、多角経営のメリットってどこにあるのでしょう?
以前は「リフォーム事業だけでこのくらいの規模を目指そう」という視点だったんですが、よく考えたら母体である卸売り業も含めたグループで考えたほうが視野が広がって、結局お客様にとっても社員にとってもいいんじゃないかと思うようになりました。「グループで経営していこう」と思ったのが5~6年前で、その時から「動き出した」みたいな感があるかもしれないですね。
続きは一般社団法人 日本住宅リフォーム産業協会:JERC HPにてご覧になれます。
是非一度ご拝読ください。
近畿支部会員インタビューNo.11 リブウェル株式会社 金井敬社長
https://www.jerco.or.jp/interview/kinki11