仕事をしていく上で、小さいことから大きいことまで「判断しなければいけないこと」はたくさんあります。私はそういった判断をする時に経営理念と照らし合わせるようにしています。「この判断は経営理念に沿っているのか?」
また、実際に皆さんが現場で直面する課題や問題では、経営理念だと抽象度が高くて実際には照らし合わせにくいケースも多々あるかと思い、【ジャッジメントポリシー(判断基準)】も定めました。
【業績向上】
企業として事業を行っていく上で、必要となってくるのが「業績向上」です。業績(利益)がなければ企業は存続することができません。
【顧客満足】
ただ業績を向上させようと思えば、顧客に喜んで満足して頂かなければ業績が向上することはありません。また顧客満足を無視した業績向上は一時的にはできても永続的には絶対に続きませんので「顧客満足」がとても大切になります。お客様に向き合い、顧客満足を考えて行動する事が業績に必ずつながっていきます。
【組織人事】
その顧客満足を提供するのが会社に属する”人”であり”組織”です。適材適所の配置から採用、教育、評価を行い、それらを円滑にするコミュニケーションやイベント(経営計画発表会やリブウェルアワード等)のことを「組織人事」と言います。人と組織を育てる「組織人事」をさらに優先します。
【法令遵守】
次は「法令順守」です。わざとでなくても法律を破ってしまうことで、これまで少しずつ積み上げてきたものを一瞬で無くしてしまう事になりかねないのです。それだけの意識を持って仕事をしていくという意味です。
【家族関係】
次は「家族関係」になります。ご結婚されている方はもちろん、ご両親やご兄弟まで、家族関係が良いという事が、仕事のパフォーマンスに大きく影響します。また家族の支えがなくては、目の前の仕事に集中することすらが難しくなるから常に家族の幸せを考えていきましょう。
【健康管理】
最後に最も重要なのが自分自身の「健康管理」です。健康は何事にも替えることはできません。健康を無くしてしまうと取り戻すのに多大な時間や費用がかかったり、最悪の場合は取り戻せない状況になってしまいます。業績や顧客満足、組織人事にしても健康でさえあれば後からいくらでも取り戻せるのです。「何事においても健康より重要なことはない」という意識を強く持って行動してください。
最後に「≦」のマークがあるように、すべてイコールで繋がっているので、すべてが重要となります。仕事上で何かを判断する際は、経営理念と共にジャッジメントポリシーを判断の基準として行動してください。
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