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KEI LOG vol.019:あなたにとっての働くとは

働く時間


明日は世の中の多くの会社が新しい期の始まりである4月1日になります。リブウェルグループでもリブウェル株式会社が第22期目のスタートになります。

新入社員の皆さん、ご入社おめでとうございます。

いよいよ社会人生活のスタートですね。

共に成長できるようがんばっていきましょう(^^)/

今回のトップメッセージは人生100年時代と言われるこの時代の【働く】というテーマについて考えたいと思います。

皆さんが23歳で就職して65歳まで働くとしたら何時間働くのでしょう??

例えば

『8時間/日×245日/年×43年間(23~65歳)=84,280時間』


限られた一回切りの人生の時間の中で、これだけ多くの時間を仕事や会社で【働く】ということに使う事になります。

これだけ多くの時間を使う【働く】についてどう考えますか?

どのように働くか?

皆さんはどんな社会人になりたい(働きたい)ですか?

仕事を一生懸命がんばりたい
お客様に喜ばれたい
お金儲けをしたい
お金だけあれば幸せ
できるだけ働きたくない
プライベートを充実させたい
ほどほどにがんばりたい
仕事をがんばって出世したい
将来は経営者になりたい
どれも選択は自由です。

先ほども触れましたが、人生の中で【働く】が占める割合がとても大きいのは多くの人にとって事実です。

この事実をどう受け止めるのか。

昔、交通系の公務員だった先輩が言ってました。「仕事なんかなんぼがんばっても、どうせ一緒やから無理はせーへん」
「給料はもらえるしプライベートが充実していたらええねん」
と言われてました。
なんとその数年後にその部署は民営化され、評価制度など実力主義が導入されてぶら下がっていられる環境ではなくなったようです。
民営化というまさかの事態が起こるとは想像できなかったでしょうね。公務員ですら安泰の時代ではないですね。

でも、そのまさかがここ数年起こり続けています。

大阪を台風が直撃して甚大な被害が出るなんて考えてましたか?

このコロナウィルスの状況を誰が予測できましたか?

まさか戦争が起きるなんて想像できましたか?

これからも予期せぬ事態は起こり続けると考えた方が良いのだと思います。

日本や大阪や自分の会社や自分だけは大丈夫だという楽観主義は取り返しがつかなくなってしまいます。

これだけ変化の大きな時代に、そもそも現状維持などできるのでしょうか?

まわりは先にどんどん進んでいく中で現状維持していると、実は取り残されているということに気づかなければなりません。

【仕事を通じて様々な人たちと関わり合って、顧客や社会に貢献し、感謝、成長、達成などの充実感を味わう】

このことこそが仕事の醍醐味で、どんな時代でも不変のものだと思っています。

どうせ同じこれだけ多くの時間を使うのであれば、イヤイヤやっているよりも上記のように充実した時間を過ごした方が人生そのものが充実しませんか??

私はそうしたいと思っています。

報酬とは

もちろん【報酬=お金】はとても重要で、なければ生きていけません。

私も子供が3人いますのでとてもお金がかかります(笑)

でも人はいくら高額の報酬をもらったとしてもお金だけの為だけに働くことはできないと思っています。

【仕事を通じて様々な人たちと関わり合って、顧客や社会に貢献し、感謝、成長、達成などの充実感を味わう】

この結果、生み出した付加価値の対価として報酬がもたらされます。

その付加価値の大きさによって報酬の増減が決まるのです。

※ちなみに重労働をしたから時給が高いというのはバイト感覚の延長になります。

働き方改革???

私のまわりにいる経営者や優秀なビジネスマンで【ハードワーク】をしないでそうなった人はひとりもいませんし、見たことがありません。

ブラック企業になろうというのでは断じてありません。

人生の中で真剣に仕事に頑張らなければならない時期が必ずあると思います。

その時期=特に若いうちに修羅場を経験してそれを乗り越えること。

そのことでこれら二つの必須な能力が身に付くのです。

自分一人でなんとかする力

絶対に問題から逃げない

このことを経験しないまま年齢を重ねていってしまうと考えるとぞっとしますし、実際にした人としていない人(逃げた人も含む)では大きな差になっています。

もちろん過労死などの社会問題の解決の為だとは思います、日本国が推進している「働き方改革」はその貴重な経験を一切させないようにしているな施策に思えてしまいます。

ちなみにワークライフバランスがとても良く、GDPが日本よりも25%高いと言われているフィンランドでは、実は国策で若いころにハードワークをさせるという日本とは真逆の施策になっているようです。

これからの社会


これからインフレになり、原価が高騰し世の中のすべてのモノの値段が上がっていきます。

住宅、自動車、衣服、食品、ガソリンなど
特に高額商品においては購入できる人が減り続けると予想されています。

そんな時に買えない人を国は助けてくれるでしょうか?

(一時的に補助金などはあるかとは思いますが。。)

さらに労働人口も減り続けているので、今後、途上国からの働くことに対して貪欲な移民をたくさん受け入れた時に、働けない日本人の働く場所は無くなっていくのではないでしょうか?

結局は自分でビジネスの全体像を理解し付加価値を生み出していけるような、そんな力を身につけていくしかないのではないでしょうか?

「仕組まれた修羅場の事例」


私自身もサラリーマンをしている時には、そこまで考えて仕事はしていませんでした。

家業に戻ってきてリフォーム事業の立ち上げをするとなった時にそれなりに自信があったのですが「何もできない28歳の自分」がいました。

何をやってもうまくいかない。。。

・チラシはまったく当たらない(集客0)

・売上も思ったように全く上がらない(大赤字)

・様々なビジネスモデルに手を出すがどれも中途半端

・大クレーム

・集金ができない

・債務超過

・スタッフの問題

・同業の社長からはバカにされたり叱責されたり

社内には誰にも聞くところが無いし、聞いても知らない状態でした。

何回もこんなビジネス無理や、やめた方がええわと言って逃げようとしていました。

でもスタッフ、全国の同業者仲間やコンサル、様々な方の力を借りて10年以上の月日がかかりましたが、なんとか乗り越えることができました。

また、営業や施工などの狭い業務範囲ではなく、ビジネスの全体像(バリューチェーン)について深く深く考えて実践していく機会を持つことができたのは本当に貴重な財産になっています。

当時はつらい時期も多々ありましたが、今となっては本当にやらせてもらって良かったと思っています。

これからの「仕組まれた修羅場」

未来の組織はホールディングスには役員のポジションあり、ホールディングスの下には事業会社があり、それぞれの事業会社に社長というポジションが生まれます。

社長という役割を経験するのは最大の【仕組まれた修羅場】であり、最大の成長の機会です。もちろん報酬の面でも良くなるでしょう。

どんな研修やセミナーを受けるより、本を読むよりも効果が高いです。

社内でグループの一員として経営者をやってみたい人はいませんか??

ぜひ、立候補や希望聞かせてほしいです。

やりたい、やる気のある人には大きなチャンスがある会社にしていきます。

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